このページはバッテリーの挙動を時間で捉え、測定値を書き留めます。セルの健全性は分かりません — どのブラウザにも分かりません。
負荷を選んで計測を始めると、ページは時計と残量を並べて保持します。出てくるのは「この端末がその負荷でどれだけ持ったか」。修理台の上で使えるバッテリーの数値はこれだけです。
測定値は届いた瞬間にブラウザのストレージへ入るので、電源が落ちて終わった計測も、端末が戻ってくれば待っています。終端は明かりが消える前の最後の測定値です。新品のバッテリーを測るときにも正直なやり方で、あてにならないパーセント表示より経過時間のほうが意味を持ちます。
mAh の容量も、サイクル数も、電圧も、温度も、劣化率もありません。どれもどのプラットフォームでもウェブページには公開されていません。Chrome と Edge が伝えるのは残量のパーセントとケーブルの接続有無だけです。
「どれくらい持つか」は「何をしていて」がなければ答えられません。アイドル・軽負荷・高負荷は三つの別々の答えを返し、高負荷は CPU テストと同じ負荷です。二台を比べられるのは、負荷も画面の明るさも開始残量も同じときだけです。
Safari と Firefox はフィンガープリント対策で Battery Status API を削除したため、iPhone ではページから残量を読めません。それでも時計は動きます。一晩に 6 回の入力でも 600 回と同じ曲線になります。
残量は 1% 単位で届くので、軽い負荷では次の測定まで 30 分空くこともあります。予測が直近 15 分に従うのはそのためです。
満充電にして既知の負荷で使い切り、その端末が本来出すべき値と比べます。想定の半分で力尽きる新品セルは不良品であり、記録された計測がその証拠になります。
そこそこの残量を保ったまま 30% でぱたりと落ちるバッテリーがあります。電源が落ちるまで回せば、その崖と、端末が諦めた残量がグラフに残ります。
同じ充電器と同じケーブルで、決まった残量から充電を計測します。途中で止まる曲線や、同型機の倍かかる充電は、セルよりもコネクタ・ケーブル・充電回路を指しています。
高負荷で 30 分、残量が落ちるのを見ているほうが、売り手が見せられるどんなバッテリー画面よりも多くを語ります。
アイドル時の消耗と負荷時の放電は別の故障です。何もしなければ一日持つのに、負荷をかけると 40 分で空になる端末は、一晩で残量が減る端末とは違う問題を抱えています。
計測を CSV か JSON で書き出せば、そのまま作業票に入ります。開始残量、終了残量、経過時間、その間のすべての測定値まで。