マイクが使えなくても、慌てる必要はありません。ほとんどのトラブルは簡単に直せます。このガイドに沿って、よくある原因を突き止めて解決していきましょう。
まず確認すること
対処を始める前に、オンラインのマイクテストで、そもそもマイクが動いているかを確認しましょう。
- テストでは動くのに、特定のアプリでは使えない:そのアプリの設定に問題があります
- どこでもマイクが使えない:このまま下の手順に進んでください
マイクやヘッドセットにミュートボタンやスイッチがないか確認しましょう。
- ヘッドセット:ケーブル途中のリモコンや、ヘッドセット本体を確認します
- USBマイク:本体にミュートボタンがないか探します
- ブームマイク:マイクを跳ね上げるとミュートになるタイプもあります
キーボードにマイクのミュートキーがないかも確認してください(メディアキーの並びにあることが多いです)。
接続の問題
マイクが正しく接続されているか確認します。
- USBマイク:一度抜いて挿し直します。別のUSBポートも試してみてください。
- 3.5mmジャック:ヘッドホン端子(通常は緑色)ではなく、マイク端子(通常はピンク色)に挿さっているか確認します。
- XLRマイク:XLRケーブルの接続と、オーディオインターフェースの電源が入っているかを確認します。
- ワイヤレス:レシーバーが接続されているか、バッテリーが充電されているかを確認します。
USBマイクを使っている場合は、次の点を試してください。
- USBハブを経由せず、パソコンに直接つなぐ
- USB 3.0ポートで不具合が出るなら、USB 2.0ポートを使う(まれですが起こり得ます)
- パソコンの前面と背面、両方のUSBポートを試す
- USBケーブルが傷んでいないか確認し、可能なら別のケーブルに替える
ノートPCにオーディオ端子が1つしかなく、マイクとヘッドホンのプラグが分かれたヘッドセットを使う場合は、4極(TRRS)の変換アダプター(ヘッドセット用分岐ケーブル)が必要です。
もしくは、ヘッドホンのプラグだけを挿して、マイクはノートPCの内蔵マイクを使う方法もあります。
Windowsの設定
Windowsのプライバシー設定によって、マイクの使用がブロックされていることがあります。
- Win + Iで「設定」を開きます
- 「プライバシーとセキュリティ」→「マイク」を開きます
- 「マイクへのアクセス」がオンになっているか確認します
- 「アプリにマイクへのアクセスを許可する」がオンになっているか確認します
- 使いたいアプリ個別の許可もオンになっているか確認します
Microsoft Store以外のアプリを使う場合は、下のほうにある「デスクトップ アプリにマイクへのアクセスを許可する」も確認してください。
Windowsが正しいマイクを使っているか確認しましょう。
- タスクバーのスピーカーアイコンを右クリック →「サウンドの設定」
- 「入力」のドロップダウンから使うマイクを選びます
- マイクに向かって話し、音量メーターが動くか確認します
ヒント:Webカメラ、ヘッドセット、ノートPCなど複数のマイクがある場合、Windowsが違うマイクを選んでいることがあります。
マイクの音量が十分に上がっているか確認します。
- スピーカーアイコンを右クリック →「サウンドの設定」
- 「入力」で使っているマイク、またはその横の矢印をクリックします
- 「入力音量」のスライダーを調整します(80〜100%が目安)
それでも小さい場合は、マイクブーストを有効にします:
- 同じ画面で「サウンドの詳細設定」をクリックします
- 「録音」タブを開き、使っているマイクをダブルクリックします
- 「レベル」タブで「マイク ブースト」を上げます
注意:ブーストを上げすぎると、ノイズや音割れの原因になります。
ドライバーの問題
デバイス マネージャーを開いて、マイクの状態を確認しましょう。
- Win + X →「デバイス マネージャー」
- 「オーディオの入力および出力」を展開します
- 一覧の中から使っているマイクを探します
表示の見方:
- 普通に表示されている:ハードウェアは認識されています
- 黄色い警告マークがある:ドライバーの問題です。ドライバーを更新するか再インストールします
- 一覧に表示されない:ハードウェアが検出されていません。接続を確認してください
- 下向き矢印のアイコン(無効):右クリック →「デバイスを有効にする」
マイクのドライバーを更新する手順:
- デバイス マネージャーで、使っているマイクを右クリックします
- 「ドライバーの更新」→「ドライバーを自動的に検索」を選びます
- それでも直らなければ、「デバイスのアンインストール」を試します
- パソコンを再起動すると、Windowsがドライバーを自動で再インストールします
USBマイクの場合は、メーカーのWebサイトからドライバーをダウンロードする必要があることもあります。
ハードウェアの問題
マイク本体に物理的な問題がないか点検しましょう。
- ケーブルの損傷:ほつれ、折れ癖、曲がったコネクターがないか
- コネクターの不具合:ピンの曲がりやサビがないか
- 本体の損傷:落とした衝撃で内部の部品が壊れることがあります
故障が疑われる場合は、別のパソコンにマイクをつないでみて、原因がマイクとパソコンのどちらにあるのかを切り分けましょう。
それでも直らない場合
ここまでの方法で解決しない場合は、次の点を試してください。
- マイクを別のパソコンにつないで、マイク自体の故障でないか確かめる
- 別のマイクを自分のパソコンにつないで、パソコン側の問題でないか確かめる
- オーディオの修正を含むWindowsの更新プログラムがないか確認する(Win + I →「Windows Update」)
- Windowsのトラブルシューティング ツールを実行する(「設定」→「システム」→「トラブルシューティング」→「その他のトラブルシューティング ツール」)
マイクが使えるようになったら、マイクの音質を良くする方法もチェックしてみてください。マイクは動くものの背景ノイズを拾いすぎる場合は、背景ノイズを減らす方法が役立ちます。